2019/09/03 19:45
こんにちは! アコです!
作品 『Let go』
手放すことで進んでいける とは?
アナと雪の女王 でもお馴染みの レリゴ〜♫ですが私はそれまでの人生、手放すことって考えたことがありませんでした。
ちょうど30歳を迎える頃に、仕事の疲労から原因不明の発熱が半年以上続き
色々と人生をコントロール出来なくなったんですね。
まずは、思うように言う事を聞いてくれなくなった身体を責めたし、
原因が分からないと言い切る医者を責めたし、
(腫れてもないのに、ひつこく来るな!と言われたこともありました。)
何よりこんなに弱い自分がダメだと責めたのでした。
それでもなんとかコントロールしようとしたら、強制終了が来ました。
身体が動かなくなって、声が出なくなり、喉が腫れあがり、ずっと発熱。。。
そんな時に、鍼灸の先生と出会いました。
(この先生はマジ名医で日本と中国両方の鍼の資格をもっています。地元広島の先生ですが
窪事洋介さんとかも来院されてます♫)
先生は、初めて私の痛みや腫れを理解してくれました。
「腫れてるね。これはひどいよ。
これはね、医者には分からないんだよね。」
と言われたのを強烈に覚えています。
先生が神に見えたし、それと同時に
痛みが続いて辛すぎた私に、
あんなに偉そうな横柄な態度で葛根湯を処方しただけで診察料を堂々ととる医者にムカついたのでした。
それまでの私は、不調が出たら病院で点滴や薬でしょ?という考えでした。
実際、当時の私は毎日ステロイドの点滴を打って仕事へ行っていました。
(熱にも喉の腫れのも全く効果なく、完全に気休めでした)
でも、鍼灸の先生は、不調とは身体全体の気のバランスが崩れているというサインであり、
患部だけに何か施したとしても一時的に上から蓋をしているにすぎないんだよ。
という事を教えてくれました。
この考えは全く持ったことがなかったので、
すごくビックリしました。
身体全体のバランスか。。。
考えたことなかったけど、
確かにこれこそ本質的な真実だな。。。
と思いました。
そして、そう考えると身体に感謝もせずに、
自分でどうにかコントロールしてやろうとしていた
自分の傲慢さにも気づきました。
これらの古い価値観を手放した時でした。
手放すって、それまではネガティブなイメージだったんですが
手放すという事は、とてもポジティブな機会なのだと初めて思いました。
そしてそこから気持ちも楽になり、 鍼灸院へ2年ほど通い身体は元気を取り戻したのでした。